【 熱がでたとき 】
細菌、ウィルスなどに感染すると熱がでます。これは生体防御反応のひとつです。体温は脳の視床下部というところで設定されています。体の中に病原体が入ってくると、体温を高くするように命令を出します。体温が高くなると細菌やウィルスは分裂が遅くなり、また炎症のおきているのどや気管支などに血液が集まりやすくなり、病気を早く治すような働きになります。
様子を見てよいとき(診察時間内に受診)
高熱があっても顔色や元気がよく、あやすとニコニコする。お乳をよく飲んだり食欲が変わらないとき。
すぐに医師の診断が必要なとき
顔色が青く、ぐったりとして元気がないとき、泣き止まないとき、食欲がないとき、小鼻をピクピクさせ息が苦しそうなときなど。
応急処置
1、暖めるか? 冷やすか?
《 暖める場合 》
熱の上がりはじめで、手足の冷たいときだけにしてください。寒がって震えているときです。
《 冷やす場合 》
熱の上がってきて全身・手足が熱くなったら冷やしてください。冷やす方法は水枕が一般的ですが、動きの激しいお子さんは、背中に背負わす方法もあります。(水枕はタオルなどにくるんでから)
2、水分をたくさん与える
熱が出ると脱水になり普段より多くの水が必要となります。水は、熱を体の中から冷やします。
※ 以上はあくまでも一般的なものですので、ご心配のようでしたら医師への受診をおすすめします。なにかご相談がございましたらいつでもご連絡ください。
全国どこの病院・医院・歯科医院等の処方せんもうけたまわります。