【 シリーズ② 風疹 】
生後6ヶ月までは、母体からの移行抗体のために感染を防ぐことができるが、症状が軽いので「三日ばしか」とも呼ばれる。
一般には軽い病気であるが、まれに脳炎などの合併症があり、思春期以降、特に女性が罹患すると関節痛など重い症状を伴う。
症状
37〜38度の発熱とほぼ同時に、顔、首のあたりから発疹が始まり、全身に広がる。また咳、鼻水、結膜炎などを伴うが、はしかに比べて軽度である。発疹ははじめからだの胴体部分に強く認めるが、それが淡くなってのちに手足に残る形をとって消失していく。ほかに耳の後ろや首のリンパ節がはれ、圧痛を伴うことがある。
原因
風疹ウィルスが患者のくしゃみやせきによる飛沫に含まれて空気感染する。したがって幼児、学童の集団生活の場で流行することが多い。感染の機会があって2〜3週間後に発病する。
風疹の経過
潜伏期間14〜21日
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