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【 シリーズ⑤ 急性中耳炎・外耳炎 】

《中耳炎》

中耳の病気で、かぜなどで、鼻やのどの炎症の後に続いて起こることが多い。耳痛、発熱、難聴が起こる。子供では、アデノイド増殖症や扁桃の肥大があるときにしばしば起こる。

 

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症状

急性中耳炎になると、まず耳のつまった感じがし、ついでに耳痛が起こる。耳痛は、中耳にたまった膿が鼓膜の外へ排出されないため起こる。発熱は、病気の程度によって違うが、軽いものでは38度くらい、重いものでは39度前後になり、寒気や震えを伴うことがある。幼小児では40度にも上がり、ひきつけを起こすこともある。

 

 

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治療

なるべく安静にし、水分の豊富な食事を取る耳痛がひどいときには、耳の周りに冷湿布をすることもよい。入浴は避けること、耳痛が起こったときには、なるべく早く受診する。

 

 

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《外耳炎》

外耳の病気で、外耳の傷から細菌が入って起こる外耳の炎症で、耳をひっかいたり、傷のあるところにお風呂やプールの水などが入って感染を起こすことがある。ただ、入浴、水泳などで耳に水が入ったことだけで外耳炎を起こすことはない。

 

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症状

外耳炎になると、激しい耳痛が起こり、口を開いたり閉じたりしたときに痛みが強まる。時には震えがきたり、熱を出したりする。膿がたまった場合、膿が出てしまうと痛みは和らぐ。

 

 

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治療

一般に痛みが強く、熱を持っている間は冷湿布がよく、痛みが和らいだら温湿布をすると、炎症の回復が早められる。耳通が強かったり、熱のある間は入浴はしてはいけない。治療としては、外耳を清潔にして抗生物質の入った軟膏を塗ったり、抗生物質を服用したりすることが多い。

 

 

 

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